「経済」と「核」は両立できない

米国のスーザン・ライス国家安保補佐官と中国の楊潔チ国務委員は、ニューヨークで会談し北朝鮮問題について議論したと、米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)が26日、報じた。

ホワイトハウスによると、ライス氏と楊氏の両者は「朝鮮半島の完全な非核化」の意思を確認しながら、金正恩体制が掲げる「並進路線(注)」は成功しないとの意見で一致した。

ライス氏は、今年9月に予定されている中国習近平国家主席の訪米と関連し、昨年末に合意した気候変動対策など、可視的な協力と共同理解の拡大を強調。また、サイバー問題など米中両国の意見が異なる部分についてアメリカの立場を説明した。

(注)並進路線・・・第3次核実験が行われた直後の、2013年3月31日に「朝鮮労働党中央委員会2013年3月全員会議」で、経済建設と核武力建設を同時並行で進めることが提示された。

建設現場を現地指導する金正恩氏
建設現場を現地指導する金正恩氏(本文とは関係ありません)