チェコ政府が、金正恩氏の叔父である金平日(キム・ピョンイル)氏に対して、北朝鮮の人権問題を提起したと米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)が伝えた。ワシントン駐在チェコ共和国ヤロスラフ・ザイチェック公使参事官がVOAに明らかにしたという。

金平日氏は、先月17年間務めた駐ポーランド大使から駐チェコ大使に異動したことが明らかになっている。

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VOAによると、チェコのザイチェック氏は、「最優先で北朝鮮に要求するメッセージは人権と民主主義の問題」であり「金平日大使も北朝鮮の人権状況を改善するためにすべきことがある」と伝えたとのことだ。

ザイチェック氏は、このような意見に対する金平日氏の反応を具体的には伝えられないとしながら「(平日氏は)経済問題は議論するが、人権と民主主義に関する話題は好まない」と聞いていることを明らかにした。

チェコ政府は、北朝鮮に対して「国連北朝鮮人権調査委員会」の勧告を受け入れることを要求しながら、昨年末の北朝鮮人権決議案の採択も支持していた。過去には脱北者を難民認定するなど、北朝鮮の人権問題に理解を示している。

金平日氏とその子ども
金平日氏とその子ども