北朝鮮の労働新聞は21日、金正日総書記の誕生日(光明星節)を祝う「氷の彫刻祭典」のリポート記事を掲載した。

「金正日総書記の誕生日慶祝氷の彫刻祝典」は、今月5日から両江道三池淵郡で行われている。

両江道三池淵郡で開かれた「金正日総書記の誕生日慶祝氷の彫刻祝典」
両江道三池淵郡で開かれた「金正日総書記の誕生日慶祝氷の彫刻祝典」/2015年2月21日付労働新聞より

同紙によると、第1回目の出品数は約210点だったが、今年は1千点に及ぶ様々な作品が出品されたとのことだ。過去10年間に出展された氷の彫刻作品は計5千点で、年間60万人が来場したという。

左側の飛翔体には「銀河9号」と書かれてある。「銀河9号」は、2012年12月12日に長距離弾道ミサイル「銀河3号」の発射が成功した直後に模型が公開されたもので、「銀河3号」の改良型と見られている。

両江道三池淵郡で開かれた「金正日総書記の誕生日慶祝氷の彫刻祝典」
両江道三池淵郡で開かれた「金正日総書記の誕生日慶祝氷の彫刻祝典」/2015年2月21日付労働新聞より

「我が国をキノコの国にしよう!」

2013年2月2日には「祖国平和統一委員会」が制作した「銀河9号に乗って」というタイトルの動画が、公式サイト上で公開されている。

「黄金の野」というタイトルの作品(写真)は、右下にキノコらしきものが見られる。北朝鮮は11日、国家の方針を示す多数の新スローガンを発表。その中で目立っているのが、「我が国をキノコの国にしよう!」などキノコに関するものだ。

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氷のトンネルの中には「サカナ」も飾られてある。先の新スローガンの中には「全国に社会主義の海の香りが漂うようにせよ!」など、水産関係に関するものもある。正恩氏の水産業やサカナの養殖に対する関心の高さを反映してものと見られる。

両江道三池淵郡で開かれた「金正日総書記の誕生日慶祝氷の彫刻祝典」
両江道三池淵郡で開かれた「金正日総書記の誕生日慶祝氷の彫刻祝典」/2015年2月21日付労働新聞より

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労働新聞は、作品は専門の彫刻家や画家が作ったものではなく、「618建設突撃隊(※建設支援部隊)人民保安部師団」の戦闘員たちによって創作されたものであり、「党??の芸術の大衆化方針の正当性と生命力を誇示した」と自画自賛している。

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