北朝鮮は19日、外務省スポークスマン談話を通じてアメリカで開かれた「北朝鮮人権討論会」を強く非難した。

「北朝鮮人権討論会」は17日、国連北朝鮮人権調査委員会(COI)レポートを発表1周年を迎え、米国の戦略国際問題研究所(CSIS)と延世大などの主催で北朝鮮の人権をテーマに討論会が開かれた。討論会にはアメリカのキング北朝鮮人権問題担当特使が参加し、「北朝鮮政府が自国民を経済的困窮に陥れ、人権侵害を続けている」と指摘していた。

北朝鮮国連代表部は16日に、討論会中止を要求、開催すれば「強硬に対応する」と警告していたが、改めて以下(抜粋)のように非難した。

我々は、米国とのいかなる対決も準備しており、敵対勢力の無謀な『人権』挑発策動を超強硬対応で最後まで粉砕しまうだろう。我が人民が選択し、強化発展させてきた我が社会主義制度を恐れることなく中傷を表示する敵対勢力の策動は、必ず恥ずべき破滅を免れないだろう。

また、談話ではCOI報告書とこれを基にした国連北朝鮮人権決議が「脱北者という嘘つきの虚偽の証言に基づいて作られて強行採択された詐欺文書」と繰り返し主張した。これは脱北者・申東赫(シン・ドンヒョク)氏の証言に誤りがあったことを指摘していると見られる。