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オーストラリア連邦議会が、北朝鮮人権法案を23日に評決予定だと米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)が19日報道した。オーストラリア連邦議会で北朝鮮人権人権決議案が上程されるのは、今回が初めてだ。

オーストラリアの韓国系団体「北朝鮮人権改善オーストラリア運動本部」は18日にVOAに対して、オーストラリア議会が23日に北朝鮮人権決議案を上程、評決する予定だとEメールで伝えた。

この決議案は同団体が発議したもので、自由党のクレイグ・ロンディ下院議員が上程、ジョン・アレクサンダー議員が動議し何人かの議員が意見を述べた後で採決に持ち込まれる。

両議員はロンディ議員はニューサウスウェールズ州のレイド選挙区、アレクサンダー議員は同州のベネロング選挙区から選出された。双方ともシドニー郊外の韓国系などアジア系の有権者が非常に多い選挙区だ。

同団体はまた昨年末からオーストラリア連邦議会で北朝鮮人権法の制定に向けて財界人や宗教関係者との面談を繰り返している。

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オーストラリアのジュリー・ビショップ外相は、昨年5月シドニーで脱北者の安明哲(アン・ミョンチョル)氏とキム・ヨンスン氏と面会し、議会での北朝鮮人権法の制定に向けて努力すると語っていた。