聞慶ミリタリーワールドゲームズのホームページ
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今年10月2日から9日間、韓国慶尚北道の聞慶(ムンギョン)で開催される世界各国の軍隊所属のスポーツ選手の大会ミリタリーワールドゲームズに北朝鮮の選手団が参加する見込みだ。朝鮮人民軍の軍人が韓国を訪れるのは極めて異例で関心が集まっている。

この競技大会は、国際ミリタリースポーツ評議会(CISM)が1995年から4年に1度開催している。過去の開催地は、ローマ、カターニア(イタリア)、ザグレブ(クロアチア)、ハイデラバード(インド)、リオ・デ・ジャネイロ(ブラジル)で、「聞慶大会」は6回目となる。

この報道に関連して、韓国在住の脱北者が運営する「自由北朝鮮放送」は12日、大会に参加する朝鮮人民軍選手団の合宿訓練が3月1日より始まり、さらに女性軍人で構成された100人の応援団も準備中だと報じた。

北朝鮮は世界5位 「体育強国」アピールにもってこい

北朝鮮は、995年の第1回ローマ大会から参加して優秀な成績を収めてきた。期間中には労働党創健日もあるため、「体育強国」を強調してきた金正恩氏にとっては格好のプロパガンダとなるだろう。

過去の成績を見ると北朝鮮はロシア、中国、イタリア、ブラジルに次いで5位を記録し、金メダル30個、銀メダル25個、銅メダル28個の合計83個のメダルを獲得している。ちなみに韓国は79個で8位、日本の自衛隊は参加していない。

北朝鮮の大会参加が実現すれば、朝鮮戦争以降に大規模の朝鮮人民軍人が韓国を訪れることは初めてとなる。そうした意味でも、あまり注目されてこなかったミリタリーワールドゲームズが、北朝鮮の参加で関心が高まるだろう。韓国国防省や統一省も支援に乗り出している。

既に、北朝鮮は昨年10月に200人の選手団を派遣することに同意する1次参加同意書を提出している。参加最終申請書の締め切り8月1日までには参加の最終判断が下されるものと思われる。