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北朝鮮で日本人拉致問題に関する特別調査委員会委員長を務める徐大河(ソ・デハ)国家安全保衛部副部長が、朝鮮人民軍中将に昇進したことが16日、朝鮮中央通信の報道を通じて判明した。

朝鮮中央通信はこの日、「朝鮮人民軍最高司令官である金正恩同志は光明星節を迎え14日、朝鮮人民指揮成員たちに軍事称号を与えることに関する命令を下達した」と報道。27人の将官級人事を発表し、その中で徐氏をはじめ6人が中将に任命された。

徐氏は昨年10月28日、平壌で伊原純一外務省アジア大洋州局長ら日本政府代表団を出迎えた際、朝鮮人民軍少将であることを示す、大きな星1つの肩章の付いた軍服を着ていた。

一方、今回の命令では、北朝鮮の特殊部隊である第11軍団の元軍団長チェ・ギョンソン氏が大将に次ぐ地位である上将に昇格している。