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キム・ムンス京畿道知事が室・局長会議で、前日の北朝鮮による超強硬措置の断行と関連し、「開城工団の閉鎖は北朝鮮が自ら信頼を失う行動であり、北朝鮮にとっては非常に不幸なことになる」と主張した。

また、「韓国が北朝鮮を支援すべきだという考えは変わっていない。北朝鮮が主張しているように、自分たちがまるで我々を助けているように行動するのは困る」と述べた。

開城工団が閉鎖されたら、国が売り上げの70%程度を補償するという制度があるため、企業が完全に破綻することはないと思われるが、打撃は大きいという。

キム道知事は、現在の梗塞した南北関係を打開するために、まず国防をより強化すること、次は日・米・ロシアなどとの共助関係をさらに強くし、北朝鮮に孤立を感じさせること、最後は政治的な論理から脱し与野党が団結し、北朝鮮に対して確固とした公式の態度を見せることなどを挙げた。

李明博政権の対応についてもキム道知事は支持を見せた。「政府がこれまで南北交流を誠意をもって進めてきた。北朝鮮の南北交流中断宣言について良し悪しをいいながら政府と大統領を攻めるより、確固たる認識を共有することが大切」と忠告した。

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また、最近北朝鮮との関係が政治的に利用され、韓国国内の葛藤を増幅させようとする北朝鮮の思惑が見られるが、関係改善や問題解決には強い外交パワーと北朝鮮に対する人権意識が先行するべきだと述べた。

キム道知事は開城工業地区に常駐している88社のうち、京畿地域の企業が21社であることをあげながら、近いうちに開城工業地区を訪れ、企業の関係者と話し合い、対策を講じる計画を立てていると伝えた。