米国政府が来年度の予算案に、脱北者支援のための予算を計上した。ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が11日、米国務省からの情報として報道した。

国務省人口難民移住局はVOAの取材にメールで回答し、2016年会計年度予算案において「移住と難民支援」のために24億5000万ドルを計上しており、そのうち5千460万ドル(約64億円)を脱北者とミャンマーの少数民族に対する支援に当てると説明したという。

ただし、そのうちのどれくらいの額が脱北者支援に振り向けられるかは、現時点では不明。

米国上院は昨年12月、「移住者と難民支援」の予算の一部を脱北者支援と中国国内での保護活動のために使えるようにする法案を通過させていた。

国務省の担当者はVOAに対し、「北朝鮮の嘆かわしい人権状況への関心を高め、北朝鮮出身の難民と亡命申請者を保護するために、(アジアの)域内国家はもちろん、国連人権理事会や国連難民高等弁務官事務所などの国際機関と協力している」と話している。