北朝鮮は朝鮮人民軍創設67周年となる2月8日、各メディアを通じて故・金日成主席の業績を大々的に称揚するとともに、金正恩第1書記へのさらなる忠誠心を求めている。

北朝鮮では、1977年までは2月8日が軍の創設記念日として祝われていたが、その翌年からは金主席が旧満州で抗日遊撃隊を組織したとされる1932年4月25日を建軍記念日としていた。「2.8文化会館」や「2.8芸術映画撮影所」などの施設名も「4.25文化会館」「4.25芸術映画撮影所」に変えられ、2月8日が祝われることはなくなっていた。

ここへきて方針が変わったのは、祖父である金主席と容貌が似ているとされる正恩氏が、祖父のスタイルや業績にあやかることで、国民の歓心を得ようと考えているためと思われる。

労働新聞は同日、1946年?49年当時の金主席の写真や1948年当時の閲兵式の写真を多数掲載。金主席の写真はモノクロにカラー処理をほどこしたと見られ、色彩以外の加工が行われた可能性もある。

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金日成主席の古い写真を特集した労働新聞2月8日付紙面

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