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北朝鮮が、日本人拉致問題や過去清算問題などに関して交わされた「ストックホルム合意」の履行を、日本側に迫る姿勢を見せている。

在日本朝鮮人総連合会の機関紙・朝鮮新報(電子版)は4日、「ストックホルム合意履行、『日本側は何をしているのか』」と題した平壌支局発の記事を掲載。北朝鮮の対日賠償要求団体が今年、「日本政府に過去清算の実現を要求する活動を強力に繰り広げていくことを計画している」と報じた。

「ストックホルム合意」は昨年5月、スウェーデンで開催された日朝政府間協議で交わされたもので、北朝鮮は日本側の求めに応じ、拉致被害者など「日本人に関する調査を包括的かつ全面的に実施」することを約束。これに対し日本側は、北朝鮮側が包括的調査を開始する時点で制裁措置を一部解除するほか、両国の「不幸な過去」を清算する意思を明かしていた。

「日本側は努力しているのか」

朝鮮新報は、「至急、解決されるべき人道的問題は、強制連行犠牲者の遺骨問題と被爆者に対する医療支援問題」であるとする、朝鮮日本軍性奴隷および強制連行被害者問題対策委員会のケ・ソンフン委員のコメントを紹介。