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北朝鮮が外国人観光客の入国を制限するという、韓国などの外国メディアの報道が事実であると、中国の新華社の姉妹紙である国際先驅導報が19日に報じた。

同新聞によると、「本紙の記者が観光客に装って、瀋陽の北朝鮮観光機関代表部に問い合わせたところ、関係者から『12月15日から北朝鮮への観光ができなくなる』という話を聞いた」という。

同関係者は「我々は年末と年初には外国人観光客を受け入れない」と述べたが、具体的な理由について話すことは拒否したという。

14日に聯合ニュースが中国発の記事で、瀋陽のある旅行会社の関係者の話を引用し、「北朝鮮政府が10月中旬に汽車を利用した外国人団体観光客の入国を禁止し、瀋陽から航空便で入る観光客だけを受け入れてきた。しかし、来月10日からは飛行機を利用した団体観光客も入れなくなる」と伝えた。

同関係者は「毎年、時期には多少の差があるが、年末の『内部統合』を目前にしているため、平壌にいる外国人観光客を追い出す。そして、入国も禁止する。だが、翌年の年初に再び訪朝を許可したことは昔からあった。そのため、今回の措置に特別な政治的背景があるとは思えない」と説明した。

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ただ現在、ビジネスのための訪朝や貨物運送は陸路、鉄道、飛行機など普段と変わらないという。

ラジオ・フリー・アジア(RFA)も15日に、日本の消息筋の話を引用し、「10月以後、中国から陸路で入国する人を厳しく制限している。中国人旅行者を通じて金正日の健康悪化説が広まることを防ぐための窮余の策だ」と報じた。

北朝鮮観光は、汽車での訪朝が10月中旬以後中止されている。北朝鮮政府は現在、瀋陽から飛行機で入国する外国人観光客だけを受け入れているという。

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しかし、観光目的ではない外国人の訪朝は、12月15日以後も可能になると思われる。

北朝鮮政府は10月中旬から陸路の観光を中止すると同時に、北朝鮮に滞在している中国人や中国に滞在している北朝鮮の人の、汽車を利用した越境に対しても身元確認の取り締りが厳しくなったという。