デイリーNKが北朝鮮国内の消息筋から独自に収集した、市場におけるコメ実勢価格と米ドルの実勢レートは次の通り。

コメ価格の推移(1キロ/北朝鮮ウォン)平壌 新義州 恵山
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為替レートの推移(1USD/北朝鮮ウォン)平壌 新義州 恵山
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2015年

rice_usd20150107【為替レート】平壌と新義州、恵山市場ではそれぞれ1ドルが8000ウォン、8000ウォン、8150ウォン。平壌と新義州は前月同期間と同じであり、恵山市場では150ウォン安となっている。【コメ価格】1月7日現在、ほとんどの市場で安定している。平壌と平安北道新義州の市場では前月中旬よりそれぞれ500ウォンと200ウォン上がった。一方、前月には若干の値上がりが見られた両江道恵山の市場では200ウォン安の5300ウォンで取引されている。内部消息筋によると、平壌では通常どおり配給が行われており、当分の間、安定を維持するものと見られる。両江道地域も恵山鉱山での配給が正常を維持しているため、市場でのコメ価格が大幅に上昇することはないと消息筋は見ている。

2014年

rice_usd20141215【コメ価格】12月15日現在、北朝鮮のほとんどの市場で安定している。両江道恵山市場では若干の上昇。平壌と平安北道新義州、恵山市場ではコメ1キロがそれぞれ4500ウォン、4800ウォン、5500ウォンとなっており、前月20日に比べ平壌では200ウォン値下がりし、新義州では価格の変動がなかった。北朝鮮の内部消息筋によると、平壌では配給が正常に行われており、コメ価格をはじめとする物価が安定している。平壌のコメ価格安定が新義州にも影響したものとみられると消息筋は分析した。【為替レート】平壌と新義州、恵山市場で1ドルはそれぞれ8000ウォン、8000ウォン、8300ウォン。前月同期間に比べ、それぞれ330ウォン、450ウォン、370ウォン値下がりしている。

rice_usd20141120【コメ価格】11月中旬は、北朝鮮のほとんどの市場で同月初めと同水準。20日現在、平壌と平安北道新義州の市場でコメ1キロがそれぞれ4700ウォン、4800ウォン。一方、両江道恵山市場では5200ウォンと、300ウォン上がった。その原因について内部消息筋は、国境地域で中国との通貨取り締まりが強化されており、密輸業者によって大量に持ち込まれていたコメなど穀物の減少が影響したと見られると話した。【為替レート】平壌と新義州、恵山で1ドルはそれぞれ8330ウォン、8450ウォン、8670ウォン。同月上旬に比べ平壌で30ウォン上がっただけで、他の地域では変動はなかった。

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【コメ価格】11月初めに入りほとんどの地域の市場で大幅に下落した。6日現在、平壌と平安北道新義州、両江道恵山市場でそれぞれ1キロが4800ウォン、4800ウォン、4900ウォンとなっている。収穫期を迎え市場に多くのコメが出回り、価格下落に影響を及ぼしたものと見られる。また一部住民の間では、ロシアから5万トンのコメが入ってきたとの噂が出回っていることも、価格下落の原因と消息筋は分析した。【為替レート】米ドルは上昇基調を見せている。平壌と新義州、恵山で先月中旬に比べ、それぞれ200ウォン、250ウォン、240ウォン高値で取引されている。

rice_usd20141015【為替レート】前月に比べ小幅下落。平壌では前月と同じ1ドル8100ウォン、新義州と恵山はそれぞれ30ウォン、20ウォン下げた8200ウォン、8430ウォンで取引されている。【コメ価格】10月に入りほとんどの地域で上昇しているが、両江道の恵山ではやや値下がり。両江道ではジャガイモの配給が行われており、コメ価格上昇を抑制したと内部消息筋は分析している。しかし今年は北朝鮮全域で農産物の作況が良くないとの見方が出ており、コメ価格は継続的に上昇すると消息筋は予想している。

rice_usd20140915【為替レート】前月以来、ドル取引値の上昇が続いている。【コメ価格】8月に続きほとんどの地域で上昇が続いている。消息筋によれば、干ばつの影響で収穫が良くないと予想されているのを受け、商人が価格を下げようとしていないからだと説明している。さらに、秋の収穫期である10、11月にも価格上昇は続くものと分析した。

rice_usd20140812【為替レート】コメ価格の上昇を受け、米ドルの取引値も前月に比べ上昇した。【コメ価格】8月に入り、ほとんどの地域で上昇した。内部消息筋は先月末に政府が断行した5000ウォン札の新券交換措置の影響によるものと分析した。新券交換措置が行われる1週間前から、市場でのコメ価格が1000ウォン以上の急上昇を見せたという。

rice_usd20140718【為替レート】前月と大差ない水準で取引されている。平壌、新義州、恵山では6月中旬と比較して、1ドルがそれぞれ200ウォン、340ウォン、600ウォン値下がりした。【コメ価格】7月中旬、北朝鮮の主要都市での市場物価は全体的に安定している。オルガムジャ(新ジャガ)の収穫に伴う食糧供給量の増加、主要都市を中心に行われた当局の配給が物価安定に影響を及ぼしたと消息筋は分析した。