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今月初、デイリーNK特別取材チームは中国の丹東で北朝鮮からの旅行者にインタビューして韓流ドラマ、映画について聞いてみた。

平安北道(ピョンアンブクト)在住の50代の男性は次のように語る。

「電気が通じてしばらくすると取締班がやってくる。もし韓流ドラマを見ていたら大変なことになる」

「去年5月には韓流ドラマのソフトの配達と販売をしていた2人が銃殺された」

「2008年から2010年までは毎日のように夢中になって韓流ドラマを見ていた」

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「特に若者は夜になると集まって中国の延辺で作られたVCDで韓流ドラマを見ていた」

新義州(シニジュ)在住の30代女性は次のように語る。

「周りに韓流ドラマや映画を見ていて捕まった人が何人もいる」

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「華僑たちは時々見ているが、北朝鮮の一般の人達はとても見ることができない」

「それでも若者たちや取締を受けない幹部たちは密かに韓流ドラマを見ている」

金正日時代には取締が緩く多くの人が韓流ドラマを見ていた。金正恩氏が政権についてから体制を揺らがす不安要素として韓流の取締を強化している。

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黄海南道(ファンヘナムド)の40代男性は次のように語る。

「韓流ドラマが出回るようになってから10年ほど経つ。朝鮮の人なら8〜9割は1度ぐらいは見たことがあるはず」

「韓国製のソフトを見た人は3?4割、韓国のテレビを定期的に見ている人は3〜5%ほどいる」

黄海道では韓国のテレビがよく映る

行商で黄海道、江原道(カンウォンド)にも行っている平安北道(ピョンアンブクト)在住の50代女性は語る。