人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

北朝鮮民主化委員会の黄長ヨプ委員長は17日、「韓国政府が北朝鮮政府に対して騷いではいけない。人権問題、独裁問題、世襲問題を韓国政府が問題視する必要はない」と語った。

黄氏はこの日、自由北朝鮮放送の「黄長ヨプの民主主義講座」で、「北朝鮮政権は国際的に承認を受け、中国との同盟関係において無視することができない」と述べ、「表では(金正日政権を)尊重しながら、内部では無視しなければならない」と主張した。

更に、最近の北朝鮮による軍事分界線の陸路通行制限措置について、「(金正日政権が)あがいて、『分界線に入って来ることはできない』などと虚勢を見せているが、それは私たちにとっても損害になるが、私たちには大きな問題はない」と強調した。

対北特使派遣の主張については、「金大中や朴槿惠を特使として送ろうという主張があるが、何をしようとしているのか」と詰問し、「(北朝鮮は)怖くて今しきりにそのような話をしている」と語った。

金正日の死後、急変事態が発生するはずだという主張についても、「金正日が死んだら10年程度で変化があるだろう」と言い、「急変事態が起きたり、急に民主化の新しい境地が始まるわけではない」と分析した。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

黄氏はアメリカの対北政策について、「アメリカが今のような政策を実施することは役立たない」と述べ、「金正日を相手に『核を放棄させる』と言い続けることは、核放棄の意志がない金正日政権を維持させるだけ」と断言した。

また、「アメリカが金正日政権を好きではないことは事実だが、今の政策は北朝鮮の民主化に役立たない」と指摘した。

韓国国内の脱北者が臨時政府を作らなければならないという一部の主張に対して黄氏は、「大韓民国政府があるのに、臨時政府とは何か」と述べ、「北朝鮮の民主化の主力は『大韓民国』の愛国的力量であるべきで、脱北者たちは先鋒隊の役割を果たさなければならない」と語った。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

北朝鮮の民主化と関連して黄氏は、「肯定的なことは、北朝鮮があまりにも長い間独裁を実施したため、その内部でもう少し矛盾が激化したのは事実で、また金正日が(統治を)しないということも、一つの肯定的な要因と見られる」と述べた。