北朝鮮が20年連続世界で、最も経済的な自由がない国と評価された。

米政府系のラジオ・フリー・アジアは、米国の民間研究機関であるヘリテージ財団が27日発表した「2015世界経済自由指数(world economic freedom index)」で、調査対象178カ国のうち北朝鮮が昨年に続いてワースト1位だったと伝えた。

経済自由指数は法治、政府介入、規制の効率、市場開放など4つのカテゴリーで10個の項目に分かれて計算される。1位は香港の89.6点で北朝鮮は1.3点だった。ちなみにワースト2位はキューバで29.6点。この数字だけみるといかに北朝鮮に経済自由度がないことがわかる。

また、北朝鮮では「市場の安全性よりも当局が主導する統制が重視されるためワースト1だった」と財団関係者は述べた。

報告書ではスイスで留学した金正恩氏が、柔軟な外交政策と政治、そして経済改革に乗り出すと予想されたが、見事に外れたと指摘しているという。

北朝鮮経済を支えているのは国家による経済ではなく、庶民たちが自力で作り出し拡大させた「草の根資本主義」だ。当局が経済の改革・開放に乗り出さない限り、不名誉な記録は更新し続けることになるだろう。

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