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第20回南北長官級会談で、対北米・肥料支援などに関する南北間‘ニ面合意’の疑惑が解明されていない中、統一部は7日、肥料30万トンを北朝鮮に支援することを決定した。

北朝鮮の赤庶嚔??寤マ員会のチャン・ジェオン委員長はこの日、大韓赤十字社ハン・ワンサン総裁に電話で通知文を送り、30万トンを提供してほしいと要請し、統一部はこれを受け入れると決定した。

統一部は1000億ウォンの費用がかかる肥料30万トンを早ければ3月末から南北協力基金を通じて支援する計画だ。政府は今年の南北協力基金として、肥料支援の名目で1080億ウォンの予算を策定している状態。

ヤン・チャンソク統一部スポークスマンは、“関係省庁の会議を通じて、支援の規模と時期などを決めた後、国会の報告を経て3月末から4月初めに最初の出港が始まるだろう”と語った。

政界では統一部が南北長官級会談で、米と肥料の支援の時期と規模について、北朝鮮と事前に協議、すなわち‘ニ面合意’をしておき、国民にこの事実を隠しているのではないかという議論が続いている。

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これに対してイ・ジェジョン統一部長官(写真)は8日、ジョンハク研究所の朝食会の懇談会で、“大統領選挙と連結させて、首脳会談の対価としてニ面合意や米・肥料の支援をしたのではないかという論理は話にならない”と述べ、“例年の二倍を与えたのであれば知らないが、北朝鮮が例年より少ない量を要求したのに、そのような疑惑を招く理由がない”と言い切った。

長官は“北朝鮮に対する米・肥料の支援は毎年行ってきたが、今年の支援量が増えたわけでもない”と強調した。

政府は2002年から2004年にかけて、それぞれ30万トンの肥料を支援し、2005年、2006年には35万トンに支援量が増えた。

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イ長官はまた、“南北首脳会談は実際に必要”と言い、“大統領たちが判断することであって、他人が‘しなさい’または‘してはならない’と言うのは適切ではない”と指摘した。

更に、“イ前総理の訪朝を責めるのは正しくない”と述べ、“むしろ、比重ある政治家が正確な世界の流れを評価してくれ、これに対する韓国国民の意見を北朝鮮に伝達して、説得することは有益なこと”と説明した。

長官は“これから60日間、‘2・13合意’の初期措置の履行がどのように進行されるのか、誰も自信を持って話すことはできない”と言い、“北朝鮮を説得して、北の核の廃棄のために6カ国協議の当事国は、任せられた責任を忠実に履行しなければならない”と語った。