バン・キムン前外交部長官が、新年の1月 1日に、国連事務総長として正式に業務を開始する。

バン・キムン新事務総長の活動を契機とし、韓国は国連の模範国として恥ずかしくない姿を見せなければならないのみならず、この間アメリカが引き受けて来た国連平和維持活動(PKO)にも今までとは違う力量を見せなければならなくなるかも知れない。

とにかく韓国が国連事務総長を排出したことは誇りであり、良い機会である。

私たち国民はバン・キムン総長が世界の紛争に苦しむ人々の現場で最善をつくすことを願う。バン総長はこれらに対する人類の責任を、ほんの一瞬も忘れてはいけないだろうし、情熱的かつ献身的に ‘紛争の解決’に身を投じなければならないだろう。

こうした面から、私たちは第2代ハマーショルド総長を、政治、道徳的に業績が最もすぐれた事務総長として記憶している。 彼は身を挺して紛争の現場を歩き回り、1961年のコンゴ内戦の仲栽に行く途中に飛行機墜落という不意の事故で命を失った。事故は非運なことだったが、彼の行動は人類の良心にとって永遠に模範となった。

今日の世界の進路は ‘人権’と ‘世界化’だ。独裁とテロ、貧困を退治し、世界のすべての人類がデモクラシーを享受して、飢餓から解放された豊饒の生を約束するためには、 ‘人権’と ‘世界化’の旗印を立てて、倦まず弛まず前進しなければならない。世界はどのような場合にも反人権的抑圧と虐殺を放っておいてはいけない。
また、国連は一貫して ‘世界化’を進展させて行かなければならない。富裕な国は貧しい国のために人道的責任を果たさなければならないのみならず、彼らが貧困から脱するように、一層督励し、支援しなければならない。

北朝鮮の人権問題を取り上げざるを得ない。北朝鮮の現実が一層問題となるのは、前代未聞の独裁権力によって戦争状態でもない平時の状況で、最も組織的かつ隠密に、世界で最も巨大な反人権的犯罪が恣行されているからである。

国連改革等、バン・キムン総長が国連の発展と世界の発展のために指揮して努力を傾けなければならない課題は多い。

バン・キムン総長が、人類と韓国国民が付与した ‘最も栄誉な’ 任務を ‘最高の名誉とともに’ 遂行する人物になることを期待している。