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北朝鮮の次期世襲体制の構築は、‘将軍の血統’を強調することで、金日成に引き続き金正日、そして‘革命首脳部の未来’であるジョンチョル、ジョンウン(直子)に引き継がれるはずだという予測が出た。

統一研究員のチョン・ヨンテ北朝鮮研究室長は6日、ソウルスユ里の統一研究員で開かれた‘南北関係懸案関連発普fの席で、“北朝鮮政府は‘白頭将軍(金日成氏)の民族子孫万代の血統を引き継いで、革命の首脳部の未来を開いた’と宣伝し、代を引き継ぐ権力の世襲を当然視する雰囲気の創出を続けるだろう”と言い、このように明らかにした。

チョン室長は“軍部が世襲構築関連政治キャンペーン及び、運動において、先頭に立つ可能性が高い集団であると予測される”と主張した。また、“北朝鮮の権力の世襲の伝統性は‘軍事指導圏’にあるため、軍隊が模範的にこれを裏付けるための思想教育及び運動が徐々に拡散するだろう”と予想した。

更に、“現在、北朝鮮で展開されている先軍政治は、暫定的あるいは臨時的なものではなく、今後の北朝鮮の世襲体制構築のための全過程を通じて、継承されて発展していくだろう”と言い、“軍隊は代を引き継ぐ世襲構築において、反旗をひるがえすよりは、これを支持する中心勢力としての役割をするようになるだろう”と語った。

北朝鮮の先軍政治については、“金日成の死後、経済難が深刻になることによって、住民の政治的不信が高まり、党の価値と権威体系が弱まった”と述べ、“金正日政権は体制の維持のために、党の役割に全面的に頼り辛く、先軍政治を通じて体制維持に出たようだ”と分析した。

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更に、“金正日は経済難に対する責任を回避するために、軍隊を優先する政策を標榜しなければならなかった”と述べ、“経済難の責任はまず政府で働く者たちに負わせ、代わりに体制の堡塁である軍隊をまず整えることを優先している”と語った。

チョン室長はまた、社会主義体制では‘政権委譲期’に軍隊の地位と役割が向上する傾向を見せているが、これは軍部の独自の逸脱現象を阻むために、軍部を包容する次元で見られると説明した。