「ビラに北朝鮮が敏感に反応するのを見ると、北朝鮮の住民を動かして北朝鮮のコートを脱がすという太陽政策よりさらに効果的ではないかと思ってしまう」
脱北者団体のビラ撒布行動について、韓国のハンナラ党のホン・ジョンウク議員は29日の夜、CBSラジオ「時事ジョッキー、コ・ソングクです」に出演し、「太陽政策よりビラの方がより効果的な手段ではないかと思ってしまう」と評価した。
また、「前政権もそうだし、これまでの20年間を振り返ってみると、いつも政権初期には南北関係が梗塞し、ヘゲモニー争奪戦のような些細な争いがあった。北朝鮮の脅威をそのまま受け入れるのではなく、まず韓国と北朝鮮の間のヘゲモニー争奪戦の手段とわかってほしい。過剰な反応は望ましくない」と主張した。
また、「ビラで韓国と北朝鮮の間で紛争が起きるのであれば、これまで数初ソ連数百回の戦いがあってもおかしくない。過剰に反応するより政府や民間がすべきことを冷静に考えることが大事だ」と話した。
北朝鮮への食糧支援については、南北対話が再開しなくても北朝鮮がに支援すべきだと主張した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面今までは韓国の提案を北朝鮮が拒否し続けてきたと韓国政府は話しているが、国際食糧計画などを通せば、すぐにでもできることだと指摘した。
さらに、「だれがどういうルートで支援をしたのか、みんなわかる。そうしたことは重要ではない。北朝鮮の要請がなくても医薬品や子供への物資は無条件で支援し、北朝鮮との関係改善のきっかけを作るべきだ」と主張した。