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北朝鮮ツアーといえば高価でそうおいそれと参加できないものだが、北京発12万円程度の格安ツアーも提供されている。

夏休みには北朝鮮の各地を周り学生との交流やホームステイを楽しめる10日間の学生向けツアーなども企画されている。電力事情の悪い地方を巡るツアーだからか、パンフレットには「懐中電灯を持参すること」と書かれている。

このようなツアーは旅行会社の企画力や交渉力の賜物だと関係者は語る。北朝鮮の観光関係者と円満な関係を築き、北朝鮮により利益になると判断してもらえるように話をまとめてこそ様々なツアーが企画できる。

「閉ざされた国北朝鮮」というイメージだけで観光客を誘致できた時代はもう終わったのだ。

日本の外務省は北朝鮮に「渡航の是非を検討してください」という安全情報を発表しているが(海外安全情報)、自由に気兼ねなく北朝鮮を訪れることのできる日が来ることを望んでやまない。