昨年12月に正恩氏は、幹部を中心に「良い国産タバコ(北朝鮮製タバコ)があるのに外国産タバコを吸うのは愛国心がないからだ」と「洋モク禁止令」を出した。
これを機に外国産タバコの輸入も中断され、中国製タバコや「セブンスター」「ピース」などが市場から消えた。しかし、日本製タバコを愛用していた幹部達は「日本タバコ中毒」になっており、不満の声が出ているという。
1994年には、正日氏も外国産タバコ禁止令を出したことがあったが、彼自身が英国産タバコの「ロスマンズ」を愛用していたことが知られてうやむやになったことがあった。
金正日の元料理人だった藤本健二氏によると正恩氏は、10代半ばからタバコを吸い銘柄はイブ・サンローランを好んだというが、現在は北朝鮮製の「7.27」を吸っている様子が確認されている。
【関連記事】
金正恩氏が北朝鮮で「消防法違反」の疑い