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エボラ・ウイルスの流入防止を理由に外国からの旅行者の受け入れを停止している北朝鮮が、間もなく規制をゆるめるとの観測が、昨年末から出ている。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が昨年12月29日、中国・丹東在住の消息筋からの情報として報じた。

この消息筋によれば、「北朝鮮当局が、2ヶ月以上も本国に入れず業務に大きな支障が生じている中国駐在の貿易会社員たちについて、午前中に新義州などの国境都市で平壌本社との業務調整をした後、午後に再び中国に戻るように措置を取った」と証言。

この消息筋はまた、「しばらく見かけなかった出張の北朝鮮の官僚の姿を、金正日国防委員長の3周忌の追悼行事が終わって以降は少しずつ見るようになった」と話してい。

一方、RFAは別の消息筋からの情報として、「北朝鮮当局が国境封鎖の理由をエボラ流入防止のためとしているのは表面上のことで、本当は劣悪な電力事情や労農赤衛と教導隊が動員される冬季訓練などを外国人に見せたくないため」との見方も伝えている。

shinwiju2005
中国との国境都市・新義州(資料写真)