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実際のところ、テレビ局は総連による「入国許可」の対価として相当な額の金銭を払うことで、持ちつ持たれつの関係に陥っている。総連はカネ、テレビ局は視聴率という形で、利益を分け合う構図だ。

しかも、総連に直接カネを支払ったとなれば報道倫理に触れてしまうため、総連の関連企業を経由させるという「資金洗浄(マネーロンダリング)」まがいの手段が取られている。ちなみにその実態については、すでに公安当局が把握済みであることを付言しておく。

(取材・文/ ジャーナリスト 李策)