金正恩氏と同じ階級だった人民保安部の崔富一(チェ・ブイル)部長が、今月17日の金正日三周忌行事に姿を現したが、少将階級(一つ星)が付いた軍服を着ており、上将階級(三つ星)から降格されたことが明らかになった。

赤い丸で囲まれた人物が崔富一人民保安部長/2014年12月18日付労働新聞
赤い丸で囲まれた人物が崔富一人民保安部長/2014年12月18日付労働新聞

住民に公式謝罪後、表舞台から姿を消していた

崔氏は、今年5月に平壌で起きた「マンション崩壊事故」の直後に住民に公式の謝罪をしていた。7月末以降は公式舞台から姿を消しており崩壊事故の責任を取らされて粛清説も一時期流れていた。

米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、以前から金正恩氏は国家安全保衛部(秘密警察)に比べて崔氏が部長を務める保安部(警察)に厳しい姿勢だったが、崩壊事故を通じてさらに厳しくなったとという。

人民保安部は国家安全保衛部とライバル関係にあったが、事故がきっかけで権威は失墜し、保衛部に大きな差を付けられたとRFAは伝えた。

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