韓国国内からも反発を受けて計画撤回

北朝鮮を見下ろす韓国の愛妓峰(エギボン)。そこにクリスマスツリーを立てる計画が持ち上がった。韓国国内からも反発を受け、韓国の宗教団体が計画撤回を表明したが、北朝鮮は「計画を再開すれば許さない」と猛反発している。

労働新聞は22日付の紙面で、朝鮮人民戦線西部地区司令部が「南朝鮮(韓国)は心理戦用愛妓峰塔の建設、点灯式を取りやめることを宣言したが、再開を目論み狂奔している」と述べたと報道した。

同紙は朝鮮人民戦線西部地区司令部の主張を次のように伝えた。

「愛妓峰点灯式は前線にいる我々の軍人に対する我慢ならぬ冒涜且つ愚弄で直接的な宣戦布告」

「前線の将兵たちが目の前で行われる同族対決狂の心理戦行為を放っておくことは話にもならない」

「事態は、取りやめ宣言が欺瞞欺劇に過ぎないことを表している」

「軍事境界線一帯で心理戦対決戦を繰り広げるならば絶対に看過も黙認もしない」

「愛妓峰点灯式は宗教の仮面をかぶった極右保守勢力が軍部がグルになって、撤去済みの塔の台座に『クリスマスツリー』とかいうものを立てて12月23日から1月6日まで、宗教行事とかいう美名の下に我々を刺激するために行われる一種の心理戦」

「度重なる警告にもかかわらず、軍事境界線一帯で『対北風船作戦』を強行したことは、我軍の無慈悲な報復意志がいかなるものかを見せつけた」

「我軍と人民は、すでに?超強硬対応?に進入した状態にあることを一瞬たりとも忘れてはならない」

愛妓峰へのクリスマスツリー設置にはキリスト教教会連合(NCC)が反対している。韓国キリスト教総連合もクリスマスツリー設置の取りやめを18日発表している。

エギボンのクリスマスツリー
エギボンのクリスマスツリー