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家庭教師の面接時には、成績証明書を見せなければならないが、指導教授は偽造した成績表に学校のハンコを押して学生に売りつける。それだけでなく、教授がバイトを斡旋するケースすらある。

目的は「コネ作り」

学生は地方で1~2ヶ月間、家庭教師のバイトに励み約1000ドルの報酬を受け取る。そのお金は、最新の機器や流行の服を買うのに費やす。

お金も大切だが、バイトの目的は他にもあった。それは、バイトを通じて中央や地方の労働党に人脈、すなわち「コネ」を作ることだ。

「幹部の子どもを教えて、コネができれば卒業後の仕事の配置で優遇されるかもしれない」(内部情報筋)