今年6月のデイリーNKの調査によると、各地の移動通信機器販売所で売られている携帯電話(エジプトのオラスコム製のアルベギス、ティーサップ)は200〜300ドル(16万〜24万北朝鮮ウォン)、北朝鮮独自開発のスマホ「アリランタッチフォン」は400ドル(32万北朝鮮ウォン)。
10月15日現在の米1キロの値段は6500ウォンであることを考えると携帯電話がいかに高いかわかる。プロポーズのプレゼントで携帯電話を買えるのは幹部の子どもや中産階級、上流階級の子どもだと内部情報筋は語った。
「金持ちの女性でなければ、家庭の経済事情で携帯など中々持てない、独身女性も事情は同じ」
「家財道具に化粧品に服。結婚前の女性は用意すべきものが多いので携帯のことまでは考えられない」 (内部情報筋)
北朝鮮の携帯電話ユーザーは2013年5月で200万人を突破して続々と増えている。12人に1人が携帯電話を所有している計算になる。