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北朝鮮の人々にとって海外旅行は夢のまた夢。そんな機会を利用して中国で会社を作り市場経済への理解を深めようとしている北朝鮮の人々がいる。

中国で資本主義を学ぶ人々

在中国のデイリーNK対北朝鮮消息筋は次のように伝える。

「最近、新義州(シニジュ)を経て中国の丹東にやって来た北朝鮮旅行者が市場経済を学びたいと5?6人1組で会社を作ってグレーな経済活動を行っている」

「昨年と比べて旅行者に大幅に減っているが、親戚から得た金で満足しないようになった」

「彼らは金稼ぎそのものより金を稼ぐ技術が本当の資産と考えて、中国の市場経済システムを学ぼうとしている」

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北朝鮮の市場は一部の権力層と貿易関係者に独占されているので、いくら資金を投資しても中国との貿易を行う許可証を得ることはできない。一般の商売人たちはは外貨稼ぎ貿易会社が輸入した商品を仲介をするにとどまっている。

それで、市場経済のシステムを直接学ぶために中国旅行をしている人々がいる。

しかし、彼ら一般旅行者が国内の情報流出と外部からの情報流入の根源とみなして出国を抑え思想教育も強化している。昨年は500ドルだったビザ代は1000ドルに上げられた。

平壌に咲かせてみせます銭の花

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それでもくじけずに中国にやって来ると内部情報筋は伝える。

「1000ドルを払って中国にやってきた北朝鮮旅行者たちは会社を経営して1人1万ドルを稼ぐことを目標にしている」

「5?6人が1組になって1人あたり2000元を投資して1万元で『愛国会社』という名前の会社を作り、社長と経理まで雇って衣類や工業製品を取り扱っている」

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「彼らは中国語が不得手なの瀋陽などの市場でボラれたりするが、市場での経験も積んで流通システムも学べる授業料だと言っている」

内部情報筋は彼らの習得意欲は目を見張るほどだとして次のように伝える。

「瀋陽や丹東でお菓子やアイスクリームなどを作る技術を学ぶために月に2000元を払って学校に通っている人もいる」

「マッサージを学んで北朝鮮に技術を持ち帰ろうとする人も多い」

「医薬品が不足している北朝鮮ではマッサージが儲かる、関連機器を持って帰る人もいる」