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北朝鮮は冬にもかかわらず国民を植樹運動に動員している。金正恩が中央養苗場を現地指導した際に「森林劣化の度合いが非常に深刻だ」と指摘するやいなや、一部の幹部が忠誠競争で植樹活動を行うようになった。

忠誠のためなら真冬にも植樹

咸鏡北道(ハムギョンブクト)のデイリーNK内部情報筋は次のように伝えた。

「金正恩の全国森林化、庭園化課題を貫徹するための市郡決起大会が開かれた」

「全国的に繰り広げられる突然の植樹作業に小学校の児童も含めた住民が総動員されている」

「子供は五葉松などの苗木を山に植え『少年団林』と『青年林』を作り、工場の労働者と朝鮮民主女性同盟員は『社会主義愛国林』造成事業で、山、川岸、線路際で一日中植樹作業をしている」

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「最近は雪が降って寒いのに、線路の周りの野山にはシャベルとつるはしを持って土掘りをする人々で賑わっている」

北朝鮮では通常春と秋にしか植樹事業を行わなれない。今回のように冬に行うのは異例のことだ。