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秋の収穫が始まる北朝鮮の両江道で、食糧配分問題で都市と農村が争っている。

北朝鮮の内部消息筋が16日、デイリーNKとの電話インタービューで「毎年、秋の収穫時期になると人手が足りないため、農場では都市からの農業支援者の争奪戦が激しくなるが、今年は逆に断るために争っている。道の党指導部が強制的に送っているが、郡の党責任書記まで理由をつけて支援者を受け入れないといっている」と話した。

他の消息筋も「例年は今頃農村支援に行ったが、今年は大学生だけが行っている。中学校や他の職場はまだ行っていない。配給問題で農村が支援者を受け入れないそうだ」と伝えた。

北朝鮮は毎年春と秋にはもちろん、田畑の草取りの時期までも幼い学生から会社員まで動員し、農村で手伝わせてきた。特に忙しい秋には学生、会社員、軍人までもが動員され、秋の収穫を手伝い、農村もより多くの支援者を受け入れようと競争が激しかった。

しかし、今年は秋の収穫が一番早い両江道の道庁がある恵山市が、労働力の支援を受け入れないなど、多くの郡が断っている。

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原因は配給問題だ。9月10日に両江道の党指導部は農村支援のために機関長会議を開き、各階層の機関企業所は自分たちが支援する農村でジャガイモ配給をもらうことが決まり、今年は8ヶ月分のジャガイモ配給を受け取ると発表した。

前出の消息筋は「道の党会議の内容が発表されると、農村は支援労働力を受け入れないと反発した。農場ごとにジャガイモを収穫するので、支援はいらないというのだ」と伝えた。

郡の党責任者たちが、農村が支援を要請しないように圧力をかけている。支援に来た人に配給をすると、郡の人たちの分が減ってしまうため、郡の幹部が猛反対しているという。

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郡の党責任書記たちは「道に米がちょっとでも入ったら、恵山市の幹部が全部分け合って、郡には一粒も送ってきたことがない。働く時だけ人を呼んで、食う時には来るなと言っている」と怒っているという。

道の党指導部は秋の収穫が遅れてジャガイモが凍ってしまったら、ただでは済まないと郡の幹部を脅している。道の農村経理委員会も、支援労働力を受け入れるところは、来年肥料とガソリン?沂汲キるとの条件をつけているが、それでも農村の反応は鈍い。

一方、郡の支援労働力を受け入れない姿勢に、都市の労働者は歓迎ムードだ。

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前出の消息筋によると、昨年、企業所がジャガイモを好きなように持って行って食べてもいいと言われたが、都の市から近い農場のものは幹部たちに全て持っていかれ、普通の労働者は遠くにある農場に行かなければならなかった。ガャ潟淘繧ニ車代で損をしただけだったという。

昨秋にはジャガイモが1キロ当たり50ウォン(北朝鮮の貨幣単位)、ガャ潟淘繧ェ1500ウォンだったが、今年はジャガイモは120ウォンだが、ガャ潟淘繧ェ5000ウォンもする。また、昨年は市場でジャガイモを40ウォンで販売していたが、今年は80ウォンだという。

昨年の値段で考えると、ガャ潟