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6カ国協議の韓国側首席代表であるキム・スク朝鮮半島平和交渉本部長が1日、“北朝鮮が不能化の中断措置で、残りの5ヶ国の意志を弱める可能性があると信じたら錯覚”と語った。

キム本部長はこの日、ソウルの新羅ホテルで開かれた‘中央グローバルフォーラム’の午餐の講演でこのように述べ、“北朝鮮は直ちに不能化措置を再開し、検証体系の構築に協力しなければならない”と促した。

更に、北朝鮮による核施設の不能化中断の措置に対して、“アメリカをはじめとする他の参加国を圧迫して、核検証体系の交渉において譲歩を得ようとする典型的な戦術”と述べた。

また、不能化措置によるエネルギー支援については、“現在は北朝鮮が6カ国協議のプロセスを台無しにしようとしているようには見えないようだ”と述べ、“相応の措置を取れば、現在の状況を悪化させる可能性がある”と言い、北朝鮮の追加の措置がない以上、しばらくエネルギー支援が続くことを示唆した。

これと関連、北朝鮮は経済・エネルギー提供問題を議論しようという韓国側の提案に、まだ何の返答もしていない。

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キム本部長はまた、“北朝鮮が核の能力を放棄するのかというのは古い論争の種”と言い、“核の放棄を扱う第3段階の交渉が始まれば、北朝鮮は真の瞬間に直面することになるだろう”と強調した。

更に、“これまで北朝鮮の核の交渉には、主に北朝鮮の外務省と原子力総局の人が関与したが、第3段階では軍部が関心を持つ状況が増え、交渉は更に困難になるだろう”と予想した。

新政府出帆以後の南北関係についてキム本部長は、“この10年間、量的膨脹はあったが、南北関係の速成はほとんど変わらなかった”と述べ、“金剛山観光客射殺事件は、南北関係の基盤がどれだけ弱いのかを見せてくれた”と指摘した。

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キム本部長はまた、“韓国政府は朝鮮半島の平和のために北朝鮮の核問題の解決と、南北関係の進展という2つの課題を抱えている”と述べ、“忍耐心と長期的な目で、2つの問題を解決する努力を続ける”と語った。