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北朝鮮の女性が妊娠と出産の過程で、140人に1人が死亡していることが分かった。中国の1300人、韓国の6100人、日本の11600人に1人の割合と比べても非常に高い数値だ。

19日にアメリカの民間団体の人口参照局(PRB)が発表した、‘2008世界人口統計資料’(2008WorldPopulationDataSheet)によれば、“2008年現在、北朝鮮の人口は2350万人であり、北朝鮮の女性は平均2人の子供を生んで、北朝鮮の人口増加率は0.9%”であることが分かった。

また、北朝鮮の嬰児の死亡率は1000人に21人であることが分かった。日本の2.8人、韓国の4人よりも高い数値だ。中国は北朝鮮よりも2人多い23人である。嬰児の死亡率1位を記録した国家はアフガニスタンで、1000人に163人だ。

これに対して人口参照局の人口統計専門家、カール・ハーブ(Carl Haub)研究員は、“北朝鮮の医療施設が劣悪であるため、北朝鮮の妊婦の出産時の危険が周辺国よりも高いと推定できる”と述べ、“北朝鮮の慢性的な食糧難は北朝鮮の住民の栄養不足と関連があるだろう”と指摘したとRFA放送が伝えた。

北朝鮮の住民の平均寿命は71歳で、中国の73歳、韓国の79歳、日本の82歳に比べても短く、北朝鮮の人口は2025年頃には2580万、2050年には2640万人に増えるという予想も出た。

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また、北朝鮮の住民の33%が十分な栄養を摂ることができていないという指摘も出ている。日本と韓国は住民の2.5%未満が栄養不足で、中国はおよそ12%が十分な栄養を摂ることができていないという調査結果が出た。

PRBは民間団体と政府機関などの後援で運営されており、1962年から全世界の人口統計を調査して毎年発表している。

北朝鮮は国連人口活動基金(UNFPA)と共同で、10月に14万人の調査要員を投入して、半月にわたり北朝鮮全域の正確な人口調査を実施する予定。