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20日にワシントンで開かれた中国と朝鮮半島関連のセミナーに参加した米国防大学(National Defense University) のフィリップ・サンダーズ(Phillip Saunders) 教授は、中国は北朝鮮の崩壊を憂慮するが、閉鎖的な体制を維持することには大きな不満を持っていると主張した。

世宗ャTエティーが主催した今回のセミナーで、サンダーズ教授は“中国は北朝鮮の崩壊を憂慮し、経済実績が低いにもかかわらず政権を支持しているが、金正日政権が意味ある経済改革措置を行わないことに対しては失望している”と語った。

教授は“中国は北朝鮮の食糧と燃料の主な供給者であり、北朝鮮の体制の安保も憂慮している”と言いつつも、“中国の官僚と専門家は、中国が経済改革モデルを提示したにもかかわらず、金正日が先軍政治を固守して東アジアで孤立していると評価している”と語った。

教授は中国が北朝鮮の崩壊を憂慮する理由として、金正日体制が崩壊した場合、中国が負わなければならない経済的負担が大きくなることと、脱北者が中国に大挙押し寄せる可能性と、これを拒否した場合に受けなければならない国際社会の非難、そして韓国の投資家が大挙北朝鮮に移動することだと主張した。

更に、中国と韓国が全て北朝鮮が経済改革に向かうように努力しているが、互いに協力せずに北朝鮮がこのような非協力状態を逆利用していると伝えた。教授は中国と韓国が北朝鮮に対する影響力をめぐって競っており、これは統一後の朝鮮半島の告}に対する競争が背景で作用していると話した。

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アジア財団のスコット・スナイダー(Scott Snyder) 研究員は韓国と中国の経済交流について説明し、“韓国が韓米FTAを推進することにした決定的背景は、中国の競争力が韓国を圧倒することを憂慮して断行したものである”と主張した。

スナイダー研究員は、“韓国は中国政府が覇権的態度を取っており、これが韓国の国益にとって脅威になるという認識を一層強めている”と語った。