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金剛山観光客被撃死亡事件の政府合同調査団は12日、“故朴王子さんが当日午前 5時6分頃、海水浴場境界フェンスを乗り越え、15分頃境界フェンスからキセン岩方面直線距離200m地点で被撃されたことと推定される”と明らかにした。

ファン・ブギ合調団長はこの日、ブリーフィングを通して“目撃者陳述と事件現場及び海水浴場地域を背景に撮った写真を総合して見ると、このような結論が導出された”と話した。

このような推定理由は当日、夜明け5時 3分頃、写真を撮った目撃者が海水浴場境界線の約50メートル離れた地点で、朴さんが境界方向に歩いて行くのを 30~50mの距離で目撃し、引き続き夜明けの5時6~7分頃、砂丘方向に撮った写真で朴さんの姿を捜せないためだということが政府の説明だ。

ファン団長は被撃時間と関連し、“銃声を聞いて時計を見たという人々の陳述が概して夜明けの5時15分位に一致し、銃声を聞いた直後撮った写真のカメラ時刻が国立科学捜査研究所検証の結果、夜明けの5時16分と確認された為”と説明した。
これにより、ファン団長は “夜明けの4時50分頃境界線から800m離れた地点で故人を見つけ、500m逃走した朴さんに、夜明けの4時55分から夜明けの5時の間に銃弾を発射したという北朝鮮側の主張は納得できない”と主張した。

引き続き“移動距離においても朴さんが境界線の中の800mを進入、また500mを移動したという北朝鮮側の主張も模擬実験の結果、9分間で移動することができる距離ではなかった”と付け加えた。

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また“被撃時間が当日の日が昇った時刻から4分程度経過していたため、 ‘視界上の問題で侵入対象の男女識別が不可能だった’という北朝鮮側の主張も常識的に理解しにくい部分だ”と指摘した。

これに合わせ現代峨山の安全管理体系などを調査したことと関連し、ソウル地方警察庁のチョ・マンギ捜査部長は “現代峨山関連の安全教育.活動.施設などについて集中調査をした”とし、“捜査結果、観光客の身近安全のための管理が全般的に疎かだったことが確認された”と話した。

捜査結果によると、観光地域離脱時、銃撃の可能性に対する教育をせず、事件当日の海水浴場周辺の観光要員未配置及び境界線を越える場合、危ないという説明が不足だったことが明かにされ、全般的に安全管理の不十分が指摘された。

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しかし、現代峨山の刑事責任は、真相糾明が完了すれば可否を判断することができるようにみえる。

チョ部長は“刑事責任は真相糾明になった後に、総合的な過失可否を計算することができる”とし、“死亡と管理不実の因果関係という難しい法理的問題を解くためには正確な真相糾明が必要だ”と話した。

彼はまた、事件直後、金剛山事業所所長が責任所在問題がばれることを憂慮し、砂丘に立ち入り禁止表示板を設置するようにして、職員たちに警察の調査で最初 ‘立ち入り禁止表示板が設置されていた’と言いなさいと言うなど真実隠蔽を指示したと明らかにした。