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北朝鮮とロシアが豆満江の17.5kmの国境に対する国境線再確定作業にとりかかったことが分かった。

6日、ロシアの外交部は‘昨年末にロシアと北朝鮮が国境の秩序に関する新しい条約案を用意するために、両国の実務者会議を開くことに合意した’という文書をホームページに掲載した。

両国が国境線の再設定作業に取り掛かるのは、2000年に平壌で豆満江下流の国境画定交渉をして依頼のことである。ロシアは旧ソ連時代の1985年に、北朝鮮と朝ロ窓ォ条約を締結し、1990年に国境設定議定書に署名した。

専門家は“1990年の国境条約締結の先例によって、両者間の実務者協議会で具体的な国境の再確定に対する合意が出れば、国境の表示に対する文書化や条約の署名が行われるだろう”と予想した。

豆満江の河口は、夏に水位が高い時は河床が移動して水に沈んで見えず、冬に水位が低い時は新しい砂が現われて、朝露の国境線を引くことが困難な場所だった。

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これにより、両国は2000~2003年に国境共同点検委員会を構成して、豆満江の国境表示の維持の実態と、地形の変化の実体調査を行い、水路が変わり、1990年に立てておいた国境の表示もかなり多くが流失したことを確認した。

沿海州の新聞であるブラトニュ−スも、沿海州の当局がロシア側の川辺に堤防を築いた2004年当時、“1980年代に比べて水路が最大250mまで移動した所もあった”と報道していた。

ロシアは2003年に浸食を阻むために川辺に柳の木を植え、2005年から110億ウォン以上をかけて、国境の強化と洪水防止のために鹿屯島の外周など、ロシアの川辺に長さ13kmの堤防を築いている。

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ロシアはかつて、こうした浸食の原因として、豆満江上流の中国領土の開発ブームを指摘した。北朝鮮が羅津開発事業にロシアの資本を引き入れるために、国境線交渉の過程でロシアに一部の領土を譲歩する可能性があるとも言われている。

更に、両国が国境線の再確定作業に取り掛かっても経済的、外交的問題が絡んでいるため、合意するまでかなりの時間がかかると予想されている。

ブラトニュ−スは、2004年の洪水の時に水路が変更して領有権が変わる可能性がある領土も含めれば、両国で最低30キロに至ると推定している。