人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

北朝鮮の今年の穀物生産量は、去年より約170万トン増加した570万トンになるだろうと、国連食糧農業機関(FAO)が推定した。

6日、国連人道主義業務調整局のウェブサイト‘レリーフウェブ(www.reliefweb.int)’によれば、FAOは世界の食糧の現況を総合した最近の報告書で、今年の北朝鮮の米の生産量が去年の120万トンから160万トンに、とうもろこしは130万トンから200万トンになり、その他の雑穀類は150万トンから210万トンにそれぞれ増加すると予測した。

また、北朝鮮の今年の穀物輸入量は米の場合70万トンと予想され、去年に比べて30万トン増えるが、とうもろこしと雑穀はそれぞれ70万トンから10万トンに大幅に減ると予想した。

だが、FAOは国際的な食糧(肉類を含む)の価格の指数は、1998~2000年を100とすると、2008年4月現在は218であり, 特に米を含めた穀物価格指数は284に急騰したと明らかにし、北朝鮮の穀物の輸入の条件が大きく悪化したことが分かった。

これに対して韓国農村経済研究院のクォン・テジン研究委員は、“北朝鮮では4月から6月に、営農に必要な雨があまり降らず、稲の初期の生育に重要な苗の代用ビニールや肥料が不足した”と言い、北朝鮮の穀物が170万トン増産するという展望に疑問を呈した。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

更に、“大雨が終わった後の9月中旬に、北朝鮮の今年の穀物生産量を予想することができる”と言い、“北朝鮮で今年の夏に水害がなくても、去年の生産量の水準を越えるのは難しいだろう”と語った。

FAOは当初、去年の北朝鮮の穀物生産量の予想を380万トンから300万トンに下方修正していたが、韓国農業振興庁は2006年の約450万トンよりも50万トン減少した401万トンと推定した。