人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

北朝鮮でも早ければ来年、制限的に各機関や団体、個人にインターネットサービスが提供される予定。

北朝鮮研究所のキム・サンミョン(筆名)研究委員が6日、国会で開かれた‘韓国放送通信学会学術シンポジウム’で、これは“‘インターネットの国際的な開放を実現しなければならない’という北朝鮮の最高指導者の決心のため”と言い、“金正日総書記の指示で2002年に樹立した‘インターネット開放ロードマップ’に従って、北朝鮮は来年からインターネットサービスを始めるだろう”と話した。

キム研究委員は北朝鮮の共産大学で、電子計算機講座(コンピュータ工学科)の教授として在職していた2004年、北朝鮮を脱出して、京畿大学の兼任教授や北朝鮮出身の専門家の集まりであるNK知識人連帯代表として活動している北朝鮮のIT専門家だ。

キム研究委員は“北朝鮮がインターネットの開放を準備している時に最も憂慮することは、北朝鮮の内部資料がインターネットを通じて外部に流出すること”と話した。

北朝鮮はインターネットを通じた北朝鮮資料の外国への流出や、外部の侵入を防止する保安ャ潟?[ション‘ルンラ88’を最近大幅にアップグレードして、サービスの安全性を高めることに成功した。国際インターネットアドレス管理機関(ICANN)と、北朝鮮国内のインターネットサービスに必要な協議も終えて、サーバーシステムや中継機など、関連設備が普及すれば、いつでもインターネットサービスを始めることができるとキム研究委員は説明した。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

キム研究委員は“それ以外にも、中国のようにフィルター装置を沢山設置し、保安ャ潟?[ションを積載して、検索する時に何もかも出ないようにする方法も考案した”と付け足した。

キム研究委員は“北朝鮮がインターネットのためのインフラの構築、つまりコンピューター伝送網のためのケーブルの設置のために、去年平壌、咸興間に高速の光ケーブル網であるバックボーンを構築した”と説明した。

更に、“北朝鮮はイラクが戦争に惨敗した原因は、指揮通信が途絶えたためだと考えており、そうした状況を仮想して、あれだけ多くの国民が飢え死にしてもバックボーン網を4つも敷いた”と言い、“彼らは北朝鮮に爆弾が落ちても、4つすべてが切れることはないと考えている”と明らかにした。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

また、“外部の文化に飢えている北朝鮮の住民のために、食糧と一緒にCDや本などが供給されたら、北朝鮮の変化の最も早い近道になるだろう”と強調した。

この日の学術会議では、南北間の大きな情報の格差と、南北の断絶を解消することができる代案として、通信交流の必要性も提起された。

アジュ大学のホン・スンウォン教授は、“南北をつなぐ最も効果的な手段は通信”と言い、“通信交流は分断国を統合することができる、教科書的な定説”と強調した。