クリストファー・ヒル米国務省東アジア太平洋次官補が1日、北朝鮮からプルトニウムを確保し、外部に搬出することが窮極的目標であると明らかにした。
6カ国協議の米国側首席代表であるヒル次官補がこの日、ワシントンにある戦略国際問題研究所(CSIS)が主催した特別講演で、北朝鮮の核錐随曹フ提出と関連し、錐随曹?ェ析して検証方案を考案し、徹底的に検証することが急務と語った。.
ヒル次官補は、“北朝鮮は申告した核プログラムの内容の検証に完全に協力することを約束した”と語った。また“寧辺の冷却塔の爆破について、‘非常に立派な信号(a very good sign)’であり、‘象徴的な価値’を持っているが、まだやるべきことがたくさん残っている”と、終りではなく始まりであることを強調した。
更に、“北朝鮮のプルトニウムを確保して外部に搬出することが最終目標”と言い、“北朝鮮にプルトニウムが残っていたら非核化したことにはならない”と語った。
だが“現在はいつまでに北朝鮮のプルトニウムを外部に搬出するか予測はできない”と述べ、“なによりも私たちは北朝鮮が申告したものを研究して、どのように検証できるのか方案を用意する必要がある”と明らかにした。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面更に、“(北の核錐随曹ノ対する)検証がすべての過程で一番の核心”と述べ、“今週中に検証方法を用意して、できるだけ早く検証が進められるようにするために時間をかける”と話した。
北朝鮮の核錐随曹ゥらは、既存の核兵器とウラン濃縮プログラム(UEP)、核拡散関連活動などが抜けており、‘不完全な錐吹fという指摘が出ていることについて、“これは最終段階ではない”と述べ、“私たちは部分的な非核化には関心がなく、完全な非核化に進むつもり”と明らかにした。
また、6カ国協議の再開問題と関連し、6カ国協議の議長国である中国から日程の通報を待っているところだと述べ、6者首席代負?kの日程がいまだに確定していないと明らかにした。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面北朝鮮がアメリカだけを相手にし、韓国を排除しようとするいわゆる‘通米封南’政策を使うという恐れがあるという指摘に対して、“私たちは韓国との関係が重要だという事実を(北朝鮮に対し)明らかにしてきた”と言い、“(北朝鮮との)両者対話がある時は必ず韓国との意見の調整を経て、韓国と日本に真っ先に電話で知らせるなど透明性を維持してきた”と明らかにした。