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ドイツ政府が毎年6人前後の北朝鮮の学者や大学生に奨学金を支給し、ドイツの学者も北朝鮮に送るなど、両国間の学術交流事業を続けていることが分かった。

ドイツ政府の機関である学術交流所(DAAD)のカリン・ミュエラーアジア担当局長がRFA放送との電子メールによるインタビューで、“私たちが提供した奨学金で現在ドイツの大学や高等研究機関で勉強している北朝鮮の学生はあわせて14人で、博士課程で学んでいる。このうち4人が1年以上の長期奨学金を受け、10人が3ヶ月の短期奨学金を受けている”と11日(現地時間)に明らかにした。

DAADによれば、現在2008年~2009年度の願書を受け付けており、少数を選抜するが志願者は多く、競争が熾烈であるという。毎年数署lの北朝鮮の博士課程の在学生が研究提案書を北朝鮮の大学と朝鮮科学アカデミーを通じてDAADに提出するが、最終的に選抜される人数は毎年4人から6人だという。

奨学金は研究過程と経歴によって、およそ毎月715ユーロ~975ユーロ(110~150ドル)支給され、それ以外にも滞在費や語学研修費、往復の航空費用、図書購入費、医療保険料などが支援される。

ミュエラー局長は“2002年から始まったドイツ学術交流所の装学プログラムが軌道に乗り、ドイツ学術交流所は最近、金日成総合大学のドイツ語科に教授を1人送り、両国間の研究・交流事業を推進している”と明らかにした。

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現在平壌に常駐しているDAADのアルミン・ヘルデゲン博士は、“現在金日成総合大学の在学生50人余りがドイツ語を学んでおり、北朝鮮の高等教育機関にドイツ語ができる人がかなりいるが、以前と比べてドイツ語の人気が下がり、代わりに英語が人気だ”と明らかにした。

ドイツ学術交流所が支援する奨学金をもらった韓国人は、1952年から現在まで1千人以上にのぼる。