人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

雨がしとしとと降る中で、江原道王原邑と京畿道漣川郡などで北朝鮮金日成独裁体制の蛮行を迄Iする内容を記した印刷物の一名を‘ビラ’を風船に結び、北朝鮮に飛ばす行事が開かれた。しかしこれに対し、軍と警察が出動してこれを制止した。

南北は2004年6月、第2次将軍級軍事会談で軍事分界線地域の放送、掲示物、ビラなどを通しての宣伝活動中止に合議した。よって、‘太陽政策’を受け継いだ去る盧武賢政権では、南北関係を毀損させることができるという理由で民間団体たちの対北ビラ撒布を阻んで来た。

以後、李命博政府が始まったが政府のこのような方針は変わらなかった。悪天候の中でビラ撒布を始めてからいくらもしないうちに軍と警察が出動してこれを阻んだ。この間何回かビラを送った団体の車が江原道の該当の地域に出現したという情報を手に入れるやいなや軍の憲兵隊と警察が直ちに出動した模様。

この日出動した軍と警察側では “南北関係が梗塞されうるし、南北の間で合意された事項”という言葉のみを繰り返して風船を飛ばすことを制止した。するとビラ飛ばし行事主催側は、車で場所を移動しながら軍、警察の目を避けて何回か風船を浮かべた。しかし軍、警察もすぐさま出動した。 軍、警察による制止で4日午前に始まったビラ飛ばしは、5日夜明けまで続けられた。行事主催側は車の中で夜をあかして意志を断行した。

これに対して対北ビラ飛ばし活動を広げているシン・キボック(仮名) さんは、“3〜4年前だけでも国情院まで出て制止した”と “あの時に比べれば今はだいぶよくなった”と言いながらも、しかし“北朝鮮の人権問題から目を離さないとした李明博政府さえ北朝鮮の機嫌を伺いながらビラ飛ばすのを阻むことは理解することができない ”と声を高めた。 これと共にシンさんは “北側が先にビラと対北放送中断を要求した事は、これまで閉じこめられた世の中である北朝鮮には脅迫的な要素になるから”と言いながら “私も南側のビラを見て南へ来ることを決心した人の中の一人”と言いながらビラ撒布の必要性を強調した。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

引き継き“当時ビラの内容は韓国体制に対する一方的な体制宣伝内容もあったし、女の水着写真が積まれた雑誌を送った”とするが “こんな内容はむしろ韓国体制に対する反感のみを持つだけだ”と話した。

彼は “北朝鮮体制を維持することができる幻想の中の一つが、北朝鮮政府が 6・25戦争は韓国の北侵によって勃発したと宣伝し、北朝鮮住民たちが韓国に対する敵外心を持っている”と言い、“南北軍事力に対する比較を通して住民だけではなく軍人たちに軍事的挑発意欲を喪失するようにするためにビラを送っている”と話した。
シンさんは “こんな条件で風船を飛ばした場合、風に乗って風船は開城、平壌、その北側にも飛ぶことができる”と 言いい、“1千500枚位が盛られたビラ包み束ね(約 4〜5キロ)は、 2個または 3個ずつ風船につけて送られ、水素をビニールに満たして飛ばせば決まった時間が経てば紐が解けて約 3千m〜3千5百m 上空でビラが振り撤かれるようになる”と言った。

また “風船を縛った針金が解ける針金をとかす方法なので、使われる薬品は何年間も実験を通して開発した薬品だ”と “針金の太さによって近距離、中距離、長距離に送る方式だ”と話した。また “大雨が降る場合に備えてビニールに印刷して送る”と分かりやすく説明した。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

一方、南北軍事実務会談の北側団長であるパク・リムス大佐(大領)は先月30日、南側に電話通知文を送って北朝鮮を責めるビラ撒布を直ちに中断することを要求した。

通知文でパク団長は “反共和国ビラ撒布行為が凍結状態に置かれている現南北関係を改善できない破局的事態に追いたてる場合、それに対する責任は全面的に韓国政府が負けるようになること”と言い、“好戦集団はこれ以上軽挙妄動してはいけない”と反発した。