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北朝鮮が最近アメリカに渡した1万8千ページ以上に達する核関連文書の第1次捜査の結果、‘本物らしい’という暫定的な結論を出したと、20日(現地時間)にVOA放送が伝えた。

同放送は匿名を求めたアメリカ政府の当局者の言葉を引用し、“北朝鮮が提出した文書には多くの技術的な資料が含まれている”と述べ、“まだ北朝鮮の核の文書が捏造されたという証拠はないと言った”と報道した。

ブッシュ政府は8日に北朝鮮から核関連文書を渡された後、国務省と中央情報局(CIA)、エネルギー部の要員などで構成された合同調査グループを作って、検証作業に取り掛かった。アメリカは核関連文書を翻訳して分析するのに数ヶ月かかる可能性もあると判断し、これまでの作業結果を盛りこんだ臨時の報告書を作る方案も検討中だと放送は伝えた。

これについてアメリカの6カ国協議首席代表であるクリストファー・ヒル国務省東アジア太平洋次官補は19日、“今後やるべきことが多い”と言い、“分析作業が完了する前に、中間結果が含まれた報告書を作成して、6カ国協議で回覧する方案を検討中”と語った。

この文書について、クリントン政府時代にホワイトハウス国家安保会議で北朝鮮の核問題を扱ってきた、米外交協会(CFR)のゲリー・セモア副会長は、“この文書が問題の核心であるプルトニウムの抽出量を明らかにするよい出発点になるだろう”と語った。

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アメリカの情報当局はこの間、衛星写真などを基に北朝鮮が40~50キロのプルトニウムを抽出したと推定してきた。一方、北朝鮮はおよそ30キロだけ抽出したと主張しており、両者の間に約10~20キロの差が見られる。

これについて、ワシントンの民間研究所であるヘリテージ財団のブルース・クリンガー研究員は、アメリカの合同調査グループが北朝鮮の核関連文書を主に2つの側面から検証しているようだと述べ、1つは文書自体の‘科学的完結性’と語った。

一方でクリンガー研究員は、アメリカの情報当局が文書の検証だけで正確なプルトニウムの抽出量を把握することは困難だと指摘している。

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こうした理由から、セモア副会長は“ブッシュ政府が文書の第1次検証が終わった後、核の専門家を北朝鮮に送って資料を採取する嵐閨hと述べた。寧辺の核施設で資料の採取はもちろん、北朝鮮の科学者たちと面談して、初めてプルトニウムプログラムの全貌を把握することができるからだ。