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アメリカの時事週刊誌タイム(TIME)が、北朝鮮の児童の人権弾圧であるとして国際的な非難の対象になっている集団体操‘アリラン’を、‘体と心、魂をリフレッシュさせる’アジア最高の文化公演に選定した。

タイムのアジア版の最新号は、“体と心、魂をリフレッシュさせたい方にお勧めする”と、アジア最高の観光名所と文化公演、料理を15種類選定して、‘ベストオブアジア’と名付けた。‘アリラン’はこのうち、‘体のための最高の(Best for the Body)’文化公演に選ばれた。

‘アリラン’公演は先軍政治と首領独裁を称賛する体制宣伝一色の内容であるだけでなく、公演に参加する児童たちに対する苛酷な訓練と体罰、学習権の侵害の問題で、児童虐待という議論が起っている。そのため、北朝鮮人権団体と国際人権団体は、北朝鮮の児童の‘アリラン’公演の練習の実態は、国連の児童権利条約に深刻に違反していると憂慮している。

‘タイム’はアメリカを代表する時事週刊誌で、全世界に大きな影響を及ぼしている雑誌だ。長年にわたる名声がある‘タイム’が、たとえ‘アジア版’に掲載したものであるとしても、世界最悪の独裁者が児童を利用して作った偶像化宣伝劇を、最高の文化公演として紹介することは常識的に納得し難い。

タイムはアリラン公演について、“10万人が参加する集団体操は、躍動的な壮観を演出して、北朝鮮の国家理念を動作で表現しているようだ”と述べた。更に、“あらゆる方面から、この集団体操は壮観”と言い、“集団催眠術が見せてくれる超現実的な歓迎のようだ”と付け加えた。

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更に、“スタジアムを横切って展開される2万人以上の子供たちが作り出したマスゲームは、世界のギネス記録にも認定された世界最大の体操の芸術公演”とも表現した。

また、“10万人が参加するこの集団体操のために、あわせて100万時間というおびただしい練習量が必要”と述べ、‘アリラン’公演に参加する2人の少女の話を描いたドキュメンタリー、‘ある国’を紹介した。

イギリス人の映画監督ダニエル・ゴードンが製作したこのドキュメンタリーは、平壌の女子中学生ヒョンスン(13)とソン?