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李明博大統領が21日午前、東京の首相官邸で福田康夫首相と首脳会談を行い、6ヶ国協議の10・3共同声明の完全な履行のために、両国間で緊密な協力関係を維持することに合意した。

この日の首脳会談で李大統領は、‘日朝平壌宣言’を基に、北朝鮮との関係正常化を推進するという日本側の立場を支持し、福田首相も韓国政府の対北政策である‘非核・開放・3000’に対して積極的な歓迎の意を表明した。

李大統領は首脳会談の直後に行った福田首相との共同記者会見で、“私たち2人は、北朝鮮の核開発が朝鮮半島はもちろん、北東アジアと世界の平和を脅かすものだという点を等しく認識し、北朝鮮の核問題が6ヶ国協議を通じて平和的に解決されるように、両国間で緊密に協力するように互いに意見を分かち合った”と明らかにした。

また、“福田首相は‘非核・開放・3000’に対する説明を聞き、私たちの対北政策に対して支持を表明し、私は‘日朝平壌宣言’を基に核・ミサイル・拉致問題などの懸案事項を解決して、日朝修交を推進するという日本の立場を支持することにした”と語った。

福田首相は“日本人の拉致問題は人道的な人権問題であり、日韓両国にとって非常に重要”と述べ、“李大統領も可能な限り協力してくれると話した”と明らかにした。

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福田首相は“日韓両国の最大の共通課題である北朝鮮問題について深く議論したが、北朝鮮が核問題を正確に申告しなければならないという点に合意した”と述べ、“北朝鮮問題は東アジア地域の平和と安定をどのように確保するかという問題だが、このために6ヶ国協議の共同声明に明示された、朝鮮半島の非核化と米朝・日朝関係の正常化、拉致問題などが包括的に解決されなければならない”と明らかにした。

また、“北朝鮮の核問題は日韓間、ひいては国際社会の課題”と述べ、“地域の平和と安定のために、北朝鮮の非核化は必要不可欠の要素”と強調した。“今回の会談でも李大統領が、‘非核・開放・3000’政策を説明してくれたが、北の核・拉致・ミサイルなどの諸懸案を解決して、日朝国交正常化などと基本的に同じだと思い心強い”と評価した。

日韓首脳会談の結果の共同発表文でも、“両国首脳は2007年10月3日に6ヶ国協議で合意された‘2段階措置’が早期に完了することが重要だという点を共に認識した”と述べ、“朝鮮半島の非核化、日朝関係及び米朝関係の正常化などを明記した6ヶ国協議の共同声明の完全な履行のために、日韓ひいては韓・日・米の3国間でより緊密に協力して行くことを確認した”と明らかにした。

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両首脳はまた、首脳会談を通じて過去の歴史よりも未来のビジョンを重視する、日韓新時代を開くことについて語り、両国間のシャトル首脳外交を活性化することに合意した。

これにより、今年下半期に福田首相が韓国を訪問し、李大統領は7月に日本で開催されるG-8拡大首脳会議に参加することになった。

両首脳はこの日の共同記者会見で、 ▲2005年6月以後中断していたシャトル外交の復活 ▲貿易赤字国「を解消する、均衡ある経済協力の強化 ▲6ヶ国協議の共同声明の完全な履行のための、韓米日3ヶ国間の緊密な協力 ▲地球温暖化、中国の黄砂被害などの大気汚染対策、エネルギー、環境分野など国際社会での協力の拡大を含めた首脳外交の活性化、交流の拡大、経済協力の強化、対北朝鮮関係及び、国際社会での協力の強化など、5つの議題に対する共同の立場を明らかにした。