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北朝鮮の最高人民会議(議長チェ・テボク)の第11期第6次会議が、9日に平壌の万寿台議事堂で開かれる。

最高人民会議は北朝鮮全域の市や郡、区域及び日本の朝鮮総連まで含めた選挙区から選出された687人の代議員で構成されており、金正日も第649号選挙区の代議員の資格で参加する。

北朝鮮は2003年8月に687人の最高人民会議第11期代議員を選出し、同年9月に第11期第1次会議を開いて、金正日労働党総書記を国防委員長に再推戴した。最高人民会議の代議員の任期が5年と決まっているため、今回の第6次会議が、第11期の最後の会議である。

韓国の定期国会に似た今回の第6次会議では、2008年の新年共同社説で提示した労働党の課業と2007年度の決算及び、2008年度の予算案を追認すると予想される。

また、最高人民会議の休会期間に、最高人民会議の常任委員会(議長金泳南)が採択した法案の承認や経済問題、対外関係問題などが案件として追加されると思われる。

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特に今回の会議は、‘政権樹立60周年’を迎えた北朝鮮の首脳部が、“‘金日成の生誕100周年’に当たる2012年までに‘強盛大国’を建設する”という今年の新年共同社説に対して、どのような青写真を提示するか注目されている。

過去の最高人民会議を振り返ると、今回の会議では‘核錐趨竭閨fをはじめとする米朝関係や、李明博政府出帆以後、梗塞局面に陥った南北関係などの重大な政治外交的事案に対する具体的な言及は避けると見られる。ただ、南北関係の部分で党の立場を支持するという内容の決議文の採択があるのではないかという控え目の観測もある。

国家安保戦略研究所のイ・ギドン責任研究委員は‘デイリーNK’との通話で、“米朝関係の懸案に対する立場の表明はないとしても、対南関係に関する内容が言及される可能性がある”と述べ、“その方法は李明博政府の‘非核・開放・3000’を正面から批判している北朝鮮政府に対する‘支持声明’の形になる可狽ェある”と予想した。

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北朝鮮は今年下半期に最高人民会議の第12期代議員を選出した後、第12期第1次会議で金正日を国防委員長に再推戴して、国家権力を再整備すると予想される。

最高人民会議の代議員の任期は5年で、人口3万人当り1人が選出され、代議員の選挙結果は100%の投票率、100%の賛成率と宣伝されている。一般の法令と決定は在籍代議員の過半数の賛成、憲法の修正や補充は在籍代議員の2/3の賛成で議決される。