人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

国連が28日に北朝鮮で行われる北京オリンピックの聖火リレーに参加しないことを決定した。

イギリスのサンデータイムスが“聖火リレーが(北朝鮮の)宣伝用の行事として活用される憂慮が出ている中、国連が北朝鮮国内での聖火リレー走者の名簿から職員を外した”と6日報道した。

新聞は“国連の不参加は‘非道徳的な’政府が、オリンピックの聖火リレーを政治的行事として利用する可能性があるという点を、国際機関としては初めて認めたものと見られる”と伝えた。

更に、“北朝鮮の貧しい住民たちに食糧と救援品が届くように、北朝鮮政府に圧力をかけている外国の援助機関が、北京オリンピックの聖火が宣伝戦略に利用される可能性があると憂慮されている中、激しい内部論争を経てこうした決断を下した”と新聞は付け加えた。

新聞はまた、“北朝鮮は世界最悪の人権弾圧国に頻繁にあげられている”と述べ、“労働収容所と公開処刑が存在して、中国から送還された脱北女性には強制堕胎も行われている”と指摘した。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

ユニセフのクリストファー・ド・ボノ代弁人は声明で、“当初、ユニセフは国際オリンピック委員会(IOC)の要請に従って、北朝鮮国内の聖火リレーに参加しようとしたが、これ以上、私たちの参加が北朝鮮の児童たちの現実を知らせるのに役に立つと確信できない”と述べ、“国連の他の機関と共に、平和の聖火リレーに不参加することを決めた”と語った。

新聞は、“国連の不参加は、北朝鮮体制に対する批判であり、国連の協力を要請したIOCを当惑させるもの”と付け加えた。

北京オリンピックの聖火は、27日にソウルでリレーが行われた後、同日夜に西海直航路で北朝鮮に到着し、28日に平壌の主体思想塔から金日成体育館まで約2kmの区間を移動する予定。