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国連のウィティット・ムンタボン北朝鮮人権特別報告官が、“人権侵害を恣意的に行ってきた北朝鮮の当局者の悪事は、北朝鮮政府が処理することが望ましいが、公正な法的執行が実行されない場合、国際的な次元で措置がとられなければならない”と明らかにした。

ムンタボン報告官は11日(現地時間)、RFA放送との通話で、“北朝鮮は国連で北朝鮮人権特別報告官が新設された2004年から今まで、ただの一度も私の北朝鮮訪問を許可しなかった”と語った。

報告官はまた、“(北朝鮮の人権の)実態調査のために、私が何度も送った通信にも一切回答しないなど、非協力的な態度に一貫してきた”と指摘した。

ムンタボン報告官は12日に、スイスのジュネーブで開かれている国連人権理事会に提出する北朝鮮人権報告書について、“人権と開発過程の不公正、食糧と生活必需品に接近する権利の不均衡、基本的権利と自由の不安定、移動と亡命の不許可、女性と児童に対する不平等、暴力と人権蹂躙に対する免責特権など、6つの分野に焦点を合わせた”と説明した。

特に、ムンタボン報告官は今回の報告書で、北朝鮮の人権侵害に対して国際的次元で国家と個人の刑事責任を問わなければならないと強調した。

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ムンタボン報告官は具体的な例えとして、最近ヨーロッパの非政府団体の間で、北朝鮮で人権蹂躙を犯した者たちを国際刑事裁判所(ICC)に提訴しようとする積極的な動きがあることと、国連安保理の北朝鮮の人権問題に対する積極的な介入の可能性などについて述べた。

報告官は、“報告書が提出された翌日の13日に行われる、私の任務の延長に対する特別審議で、任務が再度延長されれば、脱北女性と児童たちの人権の向上に優先順位を置いて、現場での踏査を頻繁に行う嵐閨hと付け加えた。

一方、北朝鮮は4日に北朝鮮人権特別報告官の任務の延長に関するヨーロッパ連合の発言に対して、‘政治化と選別的、二重的基準を現すもので正当化できず、受け入れることはできない’と反発している。