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アレクサンダー・バシバウ在韓米大使が10日、北朝鮮の核申告関連し、アメリカの忍耐心が少なくなってきているという反応を見せた。

バシバウ大使はこの日、ソウルのハイアットホテルで開かれた在韓米商工会議所主催の記者懇談会で、アメリカの6ヶ国協議の首席代表であるクリストファー・ヒル国務省次官補が、‘北朝鮮が今月末までに核プログラムの錐垂?ョ了することを期待している’と明らかにしたことと関連し、“定められた期限を言及したわけではないが、忍耐心が少なくなってきているということを意味するのだろう”と語った。

更に、“中国との協力が錐趨竭閧ノ対する進展を導くことを期待する”と述べ、中国が提案した‘アメリカと北朝鮮の立場の併記’が、核プログラム申告の解決方法として検討されていることを示唆した。

核プログラムの申告の不履行によって、6ヶ国協議が膠着状態に陷った中、6ヶ国協議の議長国である中国は、1972年の米中間の‘上海コミュニケ’を参照にする錐瑞ワ衷案を提示し、これに対してアメリカは‘受け入れ可煤fという立場を見せているという。だが、北朝鮮はまだ立場を明らかにしていない。

これについて、駐国連北朝鮮代封能のパク・キリョン大使が8日(現地時間)、ニューヨークのマンハッタンにある国連本部の近隣でワシントン民主平和統一諮問委員会(民主平統)の役員と会い、北朝鮮が3月中に核届け出しなければならないというクリストファー・ヒル国務省次官補の主張は、”ただヒルの希望事項に過ぎない”と言ったと伝えられた。

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バシバウ大使はまた、北朝鮮が李明博政府に公式な反応を見せない理由について、“最近、北朝鮮は韓米合同軍事訓練と、ジュネーブでの韓国政府の人権発言に反応を見せたが、もう少し状況を待ってみようと思っているようだ”と述べ、“北朝鮮はソウルとワシントンがより緊密になったという事実に適応しなければならない”と語った。

これに先立ち、北朝鮮は最近、李明博政府が国連人権理事会で’北朝鮮政府が人権改善に適切な措置を取ること’を促したことに反発し、李明博政府を‘保守執権勢力’、‘ファッショ独裁の末裔’と批判している。

バシバウ大使はまた、“韓米同盟を強化するという新政府の立場を歓迎する”と言い、“その核心はグローバルテロリズムと、大量殺傷武器の拡散などに対する韓国の継続した支持”と語った。

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バシバウ大使は‘韓米同盟の強化の延長線上で、韓国にPSI(大量殺傷武器拡散防止国z)の正式な参加を要求するのか’という質問に対し、“現在議論する内容ではない”と述べ、“PSIはロシアなど100ヶ国近くが参加する価値ある活動で、各国が自分たちの判断に従い、見合う形で参加のレベルを決めることができる”と答えた。

また、2012年4月に予定された戦時作戦統制権の転換時期の再調整問題については、“転換の時まで北朝鮮が核を持っているという最悪のシナリオを考慮したもの”と言い、”2012年までに訓練を通じて、抑制力と作戦遂行能力は減らないという確信を持つようになるだろう”と語った。

バシバウ大使は韓米FTA(自由貿易協定)の批准問題については、“牛肉問題の解決なしには、FTAの批准のための議会の支持を受けることはできないだろう”と述べ、“韓国政府が牛肉の市場を開放することを望んでいる”と語った。