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北朝鮮で死亡した国軍捕虜の遺骸が北朝鮮国内の家族によって中国に持ち出されたが、在外公館の‘のんびりした対応’によって、強制北送される事件が発生したという主張に対して、外交部は“事実と違う”と明らかにした。

6日、外交部は“担当の領事は2004年10月に、請願人から連絡を受けた”と言い、“遺骸と請願人及び請願人の娘との家族関係をまず確認する作業が必要だという手続きを詳しく説明して、このために必要な支援を積極的に提供した”と明らかにした。

脱北女性のイ某(45)氏は、ハンナラ党のチョン・ニョオク議員が6日主催した‘在中脱北者問題、実態の発赴yび政策シンポジウム’で発表した‘国軍捕虜遺骸北送事件の経緯書’を通じて、‘中国に搬出された国軍捕虜の遺骸が、海外公館ののんびりした対応のために強制北送された’と主張した。

イ氏は経緯書で、”2004年9月、国軍捕虜である父の遺骸とともに娘たちを連れて来るために、国防省に関連書類を提出した”と述べ、国防省から”中国にある領事館に電話で連絡をすればすべての援助を保障してくれる”という言葉を聞いて、同年10月1日に中国に発ったが、現地の事情は一変したものだったと主張した。

外交部は“遺伝子(DNA)検査の前、事案の至急性を勘案して、中国側に請願人が逮捕されないようにし、遺骸の北送防止及び韓国送還などを積極的に要請した”と述べ、“請願人に対しては遺骨の搬入及び流出と係わる駐在国関係法を説明して、多くの状況に備えた対策等も伝えた”と語った。

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更に、“(国軍捕虜)の遺骨は押収されたが、請願人は逮捕しなかった”と言い、“中国政府は遺骸の密搬入と不法搬出行為は密輸と衛生検疫・盗掘などに関する多数の関係法違反であるとみなしており、非常に強硬な立場を固守した”と打ち明けた。

これと共に請願人の娘二人の帰国の要請と関連し、担当領事は多くの困難な状況にもかかわらず、積極的に支援して、娘二人は無事に帰国させたと説明した。

また領事館測が“メディアに公開しないこと”を頼んだという報道と関連し、“当時この事件がメディアに報道される場合、遺骸だけではなく請願人の娘二人の無事な帰国に非常に否定的な影響を及ぼす可能性があることを憂慮して、対外保安を要請したものである”と打ち明けた。

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外交部は二人の娘について領事館測が、“金日成の娘なのか金正日の娘なのか、どうして分かるか”という言葉まで口にしたという主張に対して、担当領事は“そのように言ったことはない”と話したと主張した。

更に、“担当領事は遺骸が中国公安によって押収される前から、娘二人の韓国送還に至るまで、請願人に必要な支援を積極的に提供した”と述べ、“その後、請願人は帰国後、担当領事にこの間の支援に心より感謝するという意味の言葉を数回伝達してきた”と主張した。

[朴賢敏記者]