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ソウル中央地検の公安1部(オ・セイン部長)が29日、大韓航空(KAL)858機の爆破事件(87年)に対する虚偽の捜査結果を発表したという内容を記した本を執筆、出版した容疑(出版物による名誉毀損)で、小説家のヶ^氏(44)と出版社であるC社の代表チョン某氏(47)を非拘束起訴した。

ヮ≠轤ヘ2001年4月に、安全企画部が第13代大統領選挙で、民主正義党の盧泰愚候補を当選させるためにKAL858機を爆破した後、北朝鮮の指令を受けた金スニル、金賢姫の犯行であるかのように、偽の捜査結果を発表したという主旨の小説を出版し、捜査担当職員の名誉を毀損した嫌疑を受けていると検察は明らかにした。

これと関連し、国家情報機関が連累した過去の歴史を究明するために、2004年11月に発足した’国情院過去の事件の真実究明を通じた発展委員会(真実委)’が去年10月に3年間の活動に終止符を打って発表した総合報告書も、”北朝鮮によって恣行されたもの”と明らかにしている。

報告書はKAL858機の爆破事件は、北朝鮮によって恣行されたもので、安全企画部の’自作劇’の疑惑と’事前認知、幇助’の疑惑などは、これを裏付けるに値する手がかりが全くなく、事実ではないという判断を下したと明らかにした。

一方、真実委員は”当時、安全企画部が金賢姫の陳述だけに頼り、検証せずに急いで発表したことで、捜査結果の一部に間違いが発生し、これが不必要な疑惑を誘発する原因になった”と指摘した。